日本全体で年々進む高齢化は大きな話題となっています。

相模原市においても、令和元年に人口がピークを迎えた後、現在では高齢者が増加の

一途を辿りその結果、地域全体の人口構成が大きく変わり、高齢者が所有する空き家問題が

浮き彫りになっています。

相模原市は、令和元年に人口がピークを迎え、その後減少すると予想されていますが、

特に注目すべきは、65歳以上の高齢者人口の増加です。

令和26年には、高齢者人口がピークを迎え、その割合が全人口の37.1％に達する

見込みとのことです。

これにより、相模原市の人口構成はますます高齢化が進むと予想されます。

高齢者の増加と空き家の関連性

65歳以上の高齢者の中でも、75歳以上の層が急増しています。

高齢者人口に占める75歳以上の割合が、平成27年の42.6％から、令和26年には56.8％に達すると

見込まれています。

この高齢化の進行に伴い、65歳以上の持ち家率は81.7％と高く、多くの高齢者が自宅を

所有していますが、この持ち家が空き家問題にどのように影響するかが注目されます。

空き家の増加と現状

全国的に空き家が増加している中、相模原市も空き家問題が顕著になっています。

空き家の所有者のうち、65歳以上の高齢者が55.6％を占めており、彼らの高齢化とともに

空き家の管理が大きな課題となっています。

自宅から空き家までの距離が1時間以内である場合が全体の67％を占める一方で、

3時間以上かかるケースが11％となっており、距離も管理の難しさに影響を与えています。

空き家の増加が引き起こす問題とは…

空き家の管理頻度については、年に数回以下の管理が全体の約4分の1を占めており、

空き家の放置や劣化が進む可能性があります。

管理における主な課題としては、「管理の作業が大変」という声が26.3％を占め、

また「住宅を利用する予定がないので管理が無駄になる」との意見が23.6％、

「遠方に住んでいるので管理が困難」との声が21.4％あります。

空き家の増加が引き起こす問題には次のようなことがあります。

地域の安全性低下

空き家が増えると、その建物が不法侵入や放火の対象になるリスクが高まります。
また、空き家が放置されることで、地域全体の治安が悪化し、住民の安心感が損なわれる
可能性があります。特に老朽化した空き家は崩落や事故の原因にも繋がります。

景観の悪化と地域コミュニティへの影響

空き家が増えると、地域の景観が損なわれるだけでなく、地域コミュニティの一体感や
活力も低下します。
また、地域住民のモチベーションや地域活動への参加意欲にも影響を及ぼすことがあります。

不動産価値の低下

空き家が多い地域では、不動産価値が下がる傾向があります。これは地域全体の魅力が低下する
ためです。空き家が多くなることで周辺の住宅価値が下がり地域経済にも影響を及ぼす可能性
があります。また、売却の際、手入れが行き届いていない空き家は資産価値が下がり、
不利になることもあります。

高齢による管理困難

空き家の多くが高齢者によって所有されており、管理の難しさが増しています。
空き家の放置が多くなり、遠方に住んでいる場合、管理はさらに困難になります。

『空き家管理サービス』のメリット

定期的な巡回と点検

空き家を定期的に巡回し、建物の写真撮影を行い所有者様にご報告します。
また、不法投棄や害虫問題などその他近隣からクレームの窓口になるので遠方の方は安心です。

清掃とメンテナンス

空き家の内部や建物周辺の清掃を行います。
室内は主に全室換気・通水・簡易清掃を行います。外部清掃では玄関回りの清掃や
庭木の越境がないかなどの確認・敷地内の雑草の確認・屋根や外壁の点検等行います。

防犯対策

巡回時にポストチェックを行い、郵便物等の回収・所有者様へ郵送をします。
また、管理中の看板を設置することは不法侵入や空き巣対策にも繋がります。

まずはご相談ください

空き家の管理に悩んでいる方はぜひ一度私たちのご相談ください。

空き家に最適な管理プランをご提案いたします。安心して管理を任せられるよう、

私たちがしっかりサポート致します。