先日は伊勢原市・秦野市・平塚市のお客様の空き家管理に行ってきました。
近年、日本では空き家の数が増加しています。
空き家が増えている主な原因としては、所有者の高齢化、持ち家率の高さ、
核家族化などが挙げられます。
2025年以降は団塊世代すべてが後期高齢者となることで、空き家率のさらなる上昇が
予想されています。
かつては、親の持ち家を長男など子どもが引き継いで、住み続けることが
多かったと思います。しかし、現在では子どもの数が減少し、実家に住まないという
選択をする人が増えてきたため、空き家が増加しています。
親が高齢になり、老人ホームや子どもの家に移り住む場合、自宅は空き家になります。
『いつか自宅に戻りたい』『最期は自宅で迎えたい』といった思いがある一方で、
認知症などの理由で売却が遅れると、長期間空き家のまま放置されることも
あります。
空き家を放置すると急速に老朽化が進みます。
不法侵入や火災などの危険性が増し、庭木や雑草の手入れがされないままになると、
ネズミやスズメバチ・シロアリなど害獣・害虫などが発生し、周囲の住宅に
悪影響を及ぼします。
将来的に実家を相続する予定の方は、実家の扱いについてあらかじめ話し合っておく
ことが大切です。