先日は藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の空き家管理に行ってきました。
日本の空き家問題はかなり深刻になっています。
近年では、都市部でも空き家が急増しており、2040年にむけてさらに増加が
進むといわれています。
国土交通省の資料によると、空き家にしておく理由として
①物置として必要だから。
②解体費用をかけたくない。
③将来、自分や親族が使うかもしれないから。
などの回答があげられていました。
とりあえず『現状維持』の場合であっても定期的な空き家の管理は重要です。
『空き家を放置する』ということは以下のようなリスクが考えられます。
①犯罪の温床となる可能性
空き家は放火や不法侵入・ドラッグ使用などの犯罪行為の現場になることがあります。
特に放火は周囲の建物や、住民に大きな被害をもたらす可能性があります。
②衛生問題
空き家は放置されたり、不法投棄されたゴミや廃棄物の集積場になることがあります。
これにより害虫やネズミの温床となり、周囲の住民に衛生上のリスクを引き起こす
ことがあります。
③景観の悪化
空き家が老朽化したり、放置されたままになると、周囲の景観や街の美観を損なう原因となり、
地域全体の資産価値にも影響を与える可能性があります。
④不動産価値の低下
空き家が近隣の住宅価格に影響を与え、不動産全体の健全性に悪影響を与えることがあります。
特に空き家が多くなると地域全体の不動産市場の活性化に影響を及ぼすことがあります。
空き家を管理するにあたって、自分たちで管理をするのか…専門業者にお願いいするか
メリット・デメリットを以下にまとめてみました。
専門業者に管理を依頼する場合
自主管理をする場合
専門業者に管理を依頼するか、自主管理をするかは、個々の状況や優先順位によって異なります。
所有者自身が管理に必要な知識や時間をもっており、コストを抑えたい場合は、自主管理が
適しているかもしれません。
一方で、専門的なサポートと品質を求める場合は、専門業者に管理を依頼することが良い選択肢と
なることでしょう。